コンセプト
2006年 Solon de Soi 誕生
19才でバックパックを背負い異国への一歩 バンコク。
地図はもっぱら「地球の歩き方」と道ゆく人。
そこでよく聞いたsoi(ソイ)の響きに異国での不安を癒すかの不思議な安心感を抱いていた。
soi(ソイ)はタイでは脇道や小道という通りを指す言葉。 自分がお店を開く時にはこの言葉を入れたい・・・
大袈裟で煌びやかなバンコクの大通り。
その横道を入ると静寂で、タイの素朴な屋台がポツポツと店を開き
地元の人との交流が当たり前のように毎日賑わう。
時代は移り変わり、新しさに目移りする。
古いもののあたたかさ感じられる感性。
オーソドックスなフォルムには、この世界に生み出された原型がある。
この思想は変わらないまま、いつの間にかスマホを手にしている自分も、旅する時の地図は直感と道ゆく人。
2012年 soi shanti へと再誕生。
インドのガンジス川。ここへ行くとshanti(シャンティ)平安を体感する。
大いなる川を神という感性に、山々を神と呼ぶ感性に、
無邪気な大人たちが当たり前のようにはしゃぐ感性に惹かれ、
生命の原型を忘れず表現者としてあり続けようと。